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アメリカから日本へ太平洋横断
- トライマラン -

作業場整備 - ステップ 2
作業場整備
1) 作業用のテントを設置する前に、枝や小枝がテントに穴をあけたりしないように庭の木を伐採することからはじめることに。キースが1日がかりで作業した結果が右の写真
後日、大家さんも来て、さらに庭をきれいにしました。
きれいになった庭とテントのフレーム
2) テントを設営し(意外に簡単)、念のため、地面にアンカーをしておく。9月ごろになるとこの辺一帯に吹き荒れる強風にそなえて1.5フィートの長さのスクリューを使ってテントを押さえました。この強風はサンタアナウィンズと呼ばれていて、風速時速50マイルから80マイルにまでなるすごものです。もしテントが風で倒れたら、私達のボートとこのプロジェクトをあきらめないといけないかもしれないぐらいのダメージになる可能性があるので、テントはしっかり地面につなげておきましょう。
3) 物置小屋の設置。これはボート作りをしている間に必要なパーツや資材をおいておくためのもの。この小屋を組み立てるのに軽く2日間かかりました。というのも、外の気温が連日40度超えたため、作業する時間が限られてたから。安い物置小屋セットを買うときに気をつけないといけないのは、一番安いものが一番組み立て部品の多いものってこと。 テントと物置小屋
4) ストロングバック  
  ストロングバックのデザイン
  ストロングバックに必要な木材を新しいボートヤード(裏庭のこと)の後ろの路地まで配達してもらう。  
  それから、14セットの2X4(木材)をつなぎあわせ、水平に設定する。一方の端はあて木をし、反対の端は3インチ掘り起こしたあと、ストロングバックのそれぞれの板は1/8インチ以内の差で水平に。 ストロングバックのレイアウト
  ブラッドとポールのヘルプのもと、2"x6"x20'(木材)を必要なサイズにカット。何度も木材をカットすることを想定したためか、木材屋はボードをそれぞれ1インチずつ長く切ってくれていた。そのため、余分な部分をカットするはめに。チョップソーを使わせてくれたロンには感謝。このチョップソーは超便利だった。おかげで、木材のカットが思った以上に早くすみました。

2"x6"x20'の木材より
  • 20'に4カット
  • 5'に8カット
  • 15'に8カット
  • チョップソー作業場
      それから切ったばかりの20フィートの木材を外側に、5フィートと15フィートの木材をシームが並ばないように組み合わせる。組み合わせた後、クランプで押さえながら、最終ポジションを調整。そして、3インチのドライウォール用スクリューでそれぞれの木材をつなぎとめる。それが終わったあと、キースと私は2X4(木材)を、39インチのクロスビーム用と57インチの45度の斜めサポート用に切り分けました。 ストロングバックのレール
      ストロングバックを長方形に設置した後、ブラッドとキースとでストロングバックにボルトをいれて、添え木をいれていく作業をしました。2人は話し合って、1/2インチのスチールバーを何箇所かにインストールし、ストロングバックが長方形を保つようにしました。すべての作業の後測ってみたところ、40フィートの長さのストロングバックは1/16インチ以内の差でほぼ水平に仕上がっていました。 ストロングバック出来上がり
    5) グラッシングテーブル  
      グラッシングテーブルは、バルクヘッドやコックピットシート、バースやキャビネットなどの平面セクションを作り、ファイバーグラスをかけるときに使います。私達の特製テーブルはバンドソーテーブルとしても活躍します。このテーブルはまた、大きなフォームシートを使って作業する時にも便利。バンドソーは、1/2インチのスクリューを使ってテーブルに固定。なので、簡単に取り外しができるようになっています。 グラッシングテーブルとバンドソー
    フライングスクォーレルの建造
    ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6
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